技術・品質

温間をメインとした鍛造

温間鍛造は熱間鍛造と冷間鍛造の長所を併せ持っていて、縮みしろが少なく金型の寸法に近い精度が得られ、鋼材の変形抵抗を小さくすることができます。

また、インダクションヒーター方式を採用しているため、加熱によって発生する酸化皮膜を抑えることができ、後工程でそのまま使用できるほど見栄えが良い黒肌に仕上がります。
こうしたことから最新型自動工作機械の加工にも最適です。

鍛造三悪を徹底排除

岡田工業では以下の”鍛造三悪”から不良が発生しないよう、徹底した管理を行い安定した品質の維持に努めています。

①異材混入
②工程飛び
③オーバーヒート

トレーサビリティ

材料受入から出荷までのトレーサビリティ管理体制を整えています。
すべての製造履歴を追うことができるなど、徹底した品質保証体制を確立しています。

鍛造ごとに検査を行い安定した品質を確保

自動車の「走る・曲がる・止まる」という基本性能に関わる重要保安部品である等速ボールジョイント。
人命に関わる意識のもとに万全な検査体制で品質を保証しています。

製品完成後の検査だけでなく、試作時の初品検査、鍛造工程内検査、お客様の検査規格やISO9001に基づき担当者が目視でひとつひとつ厳しく確認を行っています。